Pebbles Books

ぺブルズブックスのリコメンド3

「誰かに贈りたくなる本」3冊

今月は、「誰かに贈りたくなる本」をテーマにご紹介させていただきます。

  • 「仕事と人生がもっと輝くココ・シャネルの言葉」

    「仕事と人生がもっと輝くココ・シャネルの言葉」
    高野てるみ/著(イースト・プレス)
    1,530円(税込)

    「 CHANEL 」と聞けば皆さんご存知のブランドでしょう。ではその創設者、ココ・シャネルがどのような女性かを知る人は案外少ないのではないでしょうか。彼女は、当時忌事を連想させるためタブーとされていたブラックドレスを作り、女性ファッション業界における革命を起こしました。既存の概念や常識に囚われず、誰よりも自由に生きた彼女の信念はどこからくるのでしょう。強く生きる力をくれる1冊です。
  • 「世界のかわいい村と街」

    「世界のかわいい村と街」
    パイ インターナショナル
    2,080円(税込)

    世界にはこんなに「かわいさを見に行きたくなる場所」があります!
    思わず写真を撮りたくなるような街並みを集めた写真集です。気軽に海外旅行が出来ない今だからこそ、写真集から旅行気分を味わってはいかがでしょうか。ぱらぱらと 眺めているだけでもよし、未来の旅行スケジュールを立ててみるのもよし。外国ならではの色彩と質感が漂う本書は、見ているだけでわくわくします。お子様への贈り物にもぴったりです。
  • 「Presents」

    「Presents」
    角田光代/著(双葉社)
    728円(税込)

    こちらも表紙の装丁が素敵な「女性が一生のうちにもらう贈り物」がテーマの短編小説です。各話はそれぞれ独立していますが、通して読むとまるでひとりの人生を辿るような構成となっているところも魅力の一つです。ありふれた日常生活に寄り添った本作は、誰もが親しみを感じやすく、共感できる部分があるかと思います。
    肌寒い今の季節に、心温まるひとときをお過ごしください。

めっきり冬めいてきましたね。寒い季節に思い出すのは「北風のくれたテーブルがけ」という絵本です。大事なパンの粉を突然北風に吹き飛ばされてしまったハンスが、その代わりに3つの宝物をもらうというお話です。
当時はまだ「寒さ」を理解できる歳ではありませんでしたが、幼心にも「すごく寒そう」だと感じたのを覚えています。北風や温かい料理の描写などから、季節感を味わうことが出来るのも絵本ならではの魅力ですね。

2022.1.17

店長:渡辺秀行

PROFILE

店長:渡辺秀行

東京都文京区小石川の千川通りから一歩住宅街に入ったところで、「敷居は低く、奥行は深く」をモットーに町の本屋さんを営業しています。店名のPebblesとは小石の意味ですが、店名に恥じないようなキラリと光る書籍をご紹介できたらいいなと思っています。
よろしくお願いします。

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