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[阪神タイガースはなんで優勝でけへんのや?]
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<p>なぜ、阪神は優勝できないのだろうか――。<br />
いわく、マスコミが、毎日毎日、あることないこと書くからや。<br />
いわく、ファンが、ぎゃーぎゃー言い過ぎるからやろ。<br />
いわく、タニマチが、夜の街に選手を連れ回すからや。<br />
いわく、OBたちが、ごちゃごちゃと現場に口を出し過ぎやん。<br />
いわく、スカウトが、ええ選手を獲ってけえへんからやろ。<br />
いわく、2軍で、若い選手をちゃんと育てへんからやん。<br />
こうした「阪神のアカンところ」は定説のようになっている。<br />
これらを掘り下げ、分析したと謳う書籍やレポートは多々あるが、いずれもどこか物足りない。<br />
このふんわりとした〝謎〟に切り込むのが、本書最大のチャレンジである。<br />
<br />
阪神ファンは、トラ番になったら不幸になる。 取材すればするほど、勝てないのが分かるから――。<br />
<br />
スポーツ紙の阪神担当、通称「トラ番」。<br />
関西版の1面は、決まって阪神。2面も3面も当然、裏面まで展開する日がある。<br />
キャンプも、オープン戦も、ペナントレースも、シーズンオフも、常に〝3枚〟は阪神のページだ。<br />
勝っても負けても、試合がなくても、阪神のことを書くのだ。<br />
「おい、野球の記者やからって、野球のことを書けるなんて思うなよ。お前らに求めているのは、カネ、女、揉め事や」<br />
入社6年目、初めてトラ番になったとき、取材キャップから忠告されたことを忘れない。(本文より)</p>
<p> </p>
<p>【目次】<br />
序章 歴史<br />
――人生も記者生活も、思い出は阪神タイガースとともに<br />
第1章 看板<br />
――阪神を離れて知る“ブランドの重さ”<br />
第2章 風土<br />
――関西のノリに戸惑う“関西以外の出身者”<br />
第3章 戦略<br />
――“甲子園の活躍”で判断してしまうリスク回避のドラフト指名<br />
第4章 育成<br />
――“掛布雅之以降”に高卒野手が育っていない<br />
第5章 苦悩<br />
――藤浪晋太郎はなぜ行き詰まり、そしてメジャーへ行くのか?<br />
第6章 誤解<br />
――山村宏樹と中込伸が語った「1999年の真実」<br />
第7章 派閥<br />
――在阪スポーツ紙における「与党」と「野党」とは?<br />
終章 アレ<br />
――“アレ誕生秘話”と阪神という「ソフト」の力</p>
<p> </p>
<p>価格:1,156円(商品1,056円・送料100円/ともに税込)<br />
購入方法:クレジットカード決済/PayPay決済</p>
2023-09-13 15:54:12
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[阪神タイガースはなんで優勝でけへんのや?]
ITEM DETAIL 商品詳細
1,056円(税込)
喜瀬雅則/著
なぜ、阪神は優勝できないのだろうか――。
いわく、マスコミが、毎日毎日、あることないこと書くからや。
いわく、ファンが、ぎゃーぎゃー言い過ぎるからやろ。
いわく、タニマチが、夜の街に選手を連れ回すからや。
いわく、OBたちが、ごちゃごちゃと現場に口を出し過ぎやん。
いわく、スカウトが、ええ選手を獲ってけえへんからやろ。
いわく、2軍で、若い選手をちゃんと育てへんからやん。
こうした「阪神のアカンところ」は定説のようになっている。
これらを掘り下げ、分析したと謳う書籍やレポートは多々あるが、いずれもどこか物足りない。
このふんわりとした〝謎〟に切り込むのが、本書最大のチャレンジである。
阪神ファンは、トラ番になったら不幸になる。 取材すればするほど、勝てないのが分かるから――。
スポーツ紙の阪神担当、通称「トラ番」。
関西版の1面は、決まって阪神。2面も3面も当然、裏面まで展開する日がある。
キャンプも、オープン戦も、ペナントレースも、シーズンオフも、常に〝3枚〟は阪神のページだ。
勝っても負けても、試合がなくても、阪神のことを書くのだ。
「おい、野球の記者やからって、野球のことを書けるなんて思うなよ。お前らに求めているのは、カネ、女、揉め事や」
入社6年目、初めてトラ番になったとき、取材キャップから忠告されたことを忘れない。(本文より)
【目次】
序章 歴史
――人生も記者生活も、思い出は阪神タイガースとともに
第1章 看板
――阪神を離れて知る“ブランドの重さ”
第2章 風土
――関西のノリに戸惑う“関西以外の出身者”
第3章 戦略
――“甲子園の活躍”で判断してしまうリスク回避のドラフト指名
第4章 育成
――“掛布雅之以降”に高卒野手が育っていない
第5章 苦悩
――藤浪晋太郎はなぜ行き詰まり、そしてメジャーへ行くのか?
第6章 誤解
――山村宏樹と中込伸が語った「1999年の真実」
第7章 派閥
――在阪スポーツ紙における「与党」と「野党」とは?
終章 アレ
――“アレ誕生秘話”と阪神という「ソフト」の力
価格:1,156円(商品1,056円・送料100円/ともに税込)
購入方法:クレジットカード決済/PayPay決済